龍造寺氏ゆかりの城址
肥前は、九州千葉氏が勢力を持っていましたが、室町時代後期に千葉氏に代わって肥前守護として少弐氏が支配しました。しかし、中国地方から大内氏が侵攻を開始すると、かつての千葉氏の旧臣であった龍造寺氏は、この機会に少弐氏から自立し戦国大名としての道を歩み始めます。一度は失敗し子孫は筑後国の蒲池氏の保護を受けますが、見事挽回し九州の北西部を支配する戦国大名に成長しました。
花尾城は、麻生氏の本城で、西国の支配構造を一変させた「大寧寺の変」の一因でもある相良武任が籠城した城としても有名。城址は、畝状竪堀や野面責の石垣・井戸曲輪など福岡県内屈指の遺構が残ります。
今回のツアーでは、3日間コースと4日間コースを設定し、龍造寺氏ゆかりの城址や広島県の三原市に残る城址などを見学します。