講師は毎日新聞朝刊「わが町にも歴史あり」の「大阪案内人」西俣稔さん
昼食はモロッコ人シェフのモロッコ料理専門店「ル・マラケシュ」で
毎日新聞朝刊大阪版連載「わが町にも歴史あり」でおなじみの「大阪案内人」西俣稔さんが古地図を片手にご案内します。西俣さんの分かりやすく楽しいお話を聴きながら街を巡れば、普段気付かぬまま通り過ぎている街角の豊かな歴史が浮かび上がり、魅力を再発見できることでしょう。
大阪は商いの町、経済都市と言われていますが、時代を越えてさまざまな文学作品を生み出してきました。文学ゆかりの場所も数多くあります。作者が訪ねた土地、登場人物が行き来した道などを訪ね、その思いに触れてみませんか。また周辺の歴史も掘り起こします。「大阪案内人」西俣稔さんの解説を聴き、古地図を見ながら歩いて、楽しく学びます。
第7回は大阪育ちの作家、宮本輝さんの小説「骸骨ビルの庭」の舞台になった十三と、淀川を渡って南側の中津を歩きます。「骸骨ビルの庭」(2009年刊)は戦災孤児たちと、十三のビルで彼らを育てた2人の男性が戦後の貧しい時代を生き抜いていく姿と、後に訪れる悲劇を、平成の時代にそのビルの管理人になった別の男性の視点から描いた佳作で、第13回司馬遼太郎賞を受賞しました。
街歩き後の昼食は、大淀にあるモロッコ人(ベルベル人)のオーナーシェフが腕を振るうモロッコ料理専門店「ル・マラケシュ」でランチコースをお召し上がりください。