大阪市内の美術館を貸切バスで巡り、三つの展覧会を鑑賞します。
あべのハルカス美術館では「密やかな美 小村雪岱のすべて」(あべのハルカス美術館、毎日新聞社、MBSテレビ主催)を鑑賞します。小村雪岱(こむら・せったい)は大正から昭和初期にかけて日本画や書籍の装丁・挿絵、映画美術、舞台装置など幅広く活躍し、情趣あふれる端麗な画風から「昭和の(鈴木)春信」と称され人気を集めました。雪岱の全貌に迫る大阪初の大規模展です。
大阪ビジネスパークにある山王美術館では「女性画家たち展」を鑑賞します。生誕150年の上村松園、生誕120年の三岸節子と片岡球子、没後70年のマリー・ローランサンという20世紀の女性画家4人の作品を展示。すべてが同美術館のコレクションで、「ここでしか会えない芸術作品」ばかりです。
大阪中之島美術館では「拡大するシュルレアリスム」を鑑賞。1924年にフランスの作家アンドレ・ブルトンの宣言によって本格的に始まった芸術運動シュルレアリスム(超現実主義)は文学、美術から映画、広告、ファッション、インテリアなどへと広がっていき社会全体に影響をもたらしました。本展覧会は日本国内に所蔵されている多様なジャンルの作品を一堂に集め、シュルレアリスムの本質に迫ります。
昼食は大阪城を展望できるKKRホテル大阪12階の日本料理聚楽庵で和食の御膳です。