今年は江戸時代前半に朝廷の復興に努めた後水尾天皇が、大御所徳川秀忠と三代将軍家光の招きに応じて二条城に行幸した寛永3年(1626年)から400年にあたります。行幸は幕府と朝廷の融和、太平の時代の到来を世に示す行事で、約9000人の行列が京都御所から二条城に向かい、5日間にわたる最上級のもてなしが座敷飾り、料理、舞楽、能楽、和歌、管弦の遊びなどで繰り広げられました。また京都を中心に寛永文化が花開きました。
年内に京都で予定されているさまざまな記念行事のうち、三つの展覧会を訪ねます。二条城ではガイド付き見学の他、行幸の際に玉座を飾った障壁画を鑑賞します。泉屋博古館では「寛永行幸四百年記念 特別展 寛永行幸と花の都の文化びと」を鑑賞します。京都文化博物館では寛永行幸四百年祭開催記念 特別展「寛永 太平がはぐくむ美」を鑑賞します。
昼食は、公家の食事に由来する「有職料理」を受け継ぎ大正天皇、昭和天皇の大礼(即位大餐の宴)の食事を担当した老舗料亭「西陣魚新」でお召し上がりください。