龍穏寺、特別公開の法常寺、鍬山神社
亀岡市、南丹市など京都府中部地方(旧丹波国)は山の恵みを受け豊かな森とともに発展してきた地域で、近年は「森の京都」とも呼ばれています。今回は両市にある紅葉が美しい社寺を訪ねます。
南丹市園部町の龍穏寺(りょうおんじ)は江戸時代の園部藩家老太田氏の菩提寺です。赤、黄、オレンジに色づくさまざまな木々の紅葉が比較的長い期間、境内を彩ります。タイミングが合えば参道の石畳を覆う散紅葉が楽しめるかもしれません。
亀岡市の法常寺は江戸時代前期創建の後水尾天皇勅願寺で、枯山水の庭は京都府指定名勝です(見学は完全予約制)。多くの紅葉の樹木があり、巨岩や苔も見どころです。特別公開期間にあたりますので、後水尾天皇宸筆の書(重文)などの寺宝も見学できます。参道の坂道(長さ約600m)はバスが通れないため、ゆっくり歩いて上り下りしていただきます。
亀岡市の鍬山(くわやま)神社は和銅2年(709年)の創建と伝わり、亀岡地方の開発神とされる大巳貴命(大国主命)と、誉田別尊(応神天皇)が祭神です。参道や境内には約1000本の紅葉・黄葉の木々があります。
昼食は亀岡市にある京料理のお店「とく涛(とくなみ)」で産地直送の新鮮魚介類や自家製、地元産のこだわり野菜・山菜を使った御膳をお召し上がりいただきます。烏賀陽先生ご推薦で、口コミ評価も高い料理店です。