伊吹山(いぶきやま)は、標高1,377mの滋賀県と岐阜県の県境に位置し、滋賀県の最高峰で日本百名山の一座としても知られています。また、日本武尊(ヤマトタケル)がこの山の荒神の怒りにふれたことで命を落とすこととなる古事記の物語も有名で、その話にちなんで山頂には日本武尊の像が立てられています。関西でも有数の豪雪地ともあって、春先には希少な植物が多く咲き、登山者をはじめ、多くの観光客を目で楽しませてくれます。
恵那山(えなさん)は、長野県と岐阜県の県境に位置する日本百名山の一つで、標高2191mあります。山頂には恵那神社の奥宮が鎮座し、古くから信仰の対象となっていました。深田久弥の著書「日本百名山」では、「幼少時代の島崎藤村があけくなく眺めた山。」と紹介しています。
美濃地方両端の百名山2座の登頂を目指しましょう。
山旅に馴れた認定登山ガイドなど山好き視点からの登山コラム