毎日山の旅日記

毎日新聞旅行

powered by 毎日新聞大阪開発株式会社

最新の記事

〜山記者の目〜 2020年11月19日 小野博宣

南アルプス光岳と面平キャンプ場

南アルプス/光岳と面平キャンプ場
「ピーッ、ピーッ」。深夜、テントに近寄ってきたシカたちが警告なのか、威嚇なのか、するどい鳴き声をたてていた。私は寝ぼけ眼に「シカが騒いでいる……」とつぶやいて、温かなシュラフ(寝袋)に顔を埋めて眠り...

〜山記者の目〜 2020年10月08日 小野博宣

四国大らかな剣山

四国/大らかな剣山
秋10月、四国の剣山(1955㍍)を再訪した。初登山は昨年6月だったが、雨にたたられ視界は得られなかった。その日以来、「晴れた日に剣山の山頂を踏みたい」と切望するようになった。麓の道の駅「貞光ゆうゆ...

〜山記者の目〜 2020年10月08日 小野博宣

北アルプス青空と鷲羽岳

北アルプス/青空と鷲羽岳
白い朝もやが明けると、その向こうにあったのは黒い岩肌の峰々だった。穂高連峰がその威容を見せた瞬間だ。槍ケ岳(3180㍍)、北穂高岳(3106㍍)、奥穂高岳(3190㍍)、西穂高岳(2909㍍)といっ...

〜山記者の目〜 2020年09月02日 小野博宣

北アルプス天狗池と逆さ槍

北アルプス/天狗池と逆さ槍
北アルプス山中の山小屋・槍沢ロッヂを出たのは、午前3時だった。星空の道を槍ヶ岳(3180㍍)に向かって、黙々と歩いた。空が薄明りとなり、山肌に陽光がさした時に、天狗原分岐にたどりついた。右に登れば槍...

〜山記者の目〜 2020年08月31日 小野博宣

北アルプス険路と憧れの剱岳

北アルプス/険路と憧れの剱岳
漆黒の鎧をまとった剱岳(2999㍍)を間近に見たのは、2020年8月13日午後のことだ。室堂ターミナルを歩き始めた時は雨模様だったが、4時間後には雨も上がり、我々は山小屋・剱沢小屋の前に立っていた。...

〜山記者の目〜 2020年08月13日 小野博宣

中央アルプス子供たちの木曽駒ケ岳

中央アルプス/子供たちの木曽駒ケ岳
中央アルプスの主峰・木曽駒ケ岳(2956㍍)は、深田久弥氏のエッセイ「日本百名山」(新潮文庫)と田中澄江氏の「花の百名山」(文春文庫)の双方で取り上げられている。読み比べると、関心のありかがまったく...

〜山記者の目〜 2020年07月09日 小野博宣

北アルプス乗鞍岳の靴底

北アルプス/乗鞍岳の靴底
乗鞍岳ほど胸のすく山はない。最高峰の剣ケ峰(3026㍍)からの展望は忘れることはないだろう。山なみが遠くまでうねり、足元には緑色の湖水をたたえた山上湖が見える。3000㍍峰に吹く風も湿気が少なく、涼...

〜山記者の目〜 2020年07月09日 小野博宣

東北曇天の安達太良山

東北/曇天の安達太良山
東北新幹線の郡山駅付近から安達太良山(1700㍍)が遠望できる。この山は万葉集にもその名が見えるし、「日本百名山」(深田久弥著)や「花の百名山」(田中澄江著)でも取り上げられている。よく知られた山だ...

〜山記者の目〜 2020年06月26日 小野博宣

関東緑の丹沢山

関東/緑の丹沢山
4月の緊急事態宣言、外出の自粛要請は無残なものだった。経済に与えた打撃は計り知れない。また、コロナうつという言葉ができたように、人心に癒されぬ傷を残した側面もある。だが、緊急事態宣言は5月末で終わっ...

〜山記者の目〜 2020年04月13日 小野博宣

八ヶ岳暴風の天狗岳

八ヶ岳/暴風の天狗岳
快晴でも山頂に登れない場合がある。風が強い時だ。数年前に北アルプス・槍ケ岳(3180㍍)に出かけた際がそうだった。晴れているのに、山小屋を揺さぶるほどの大風に登頂を断念した。無念ではあるが致し方ない。...

〜山記者の目〜 2020年03月24日 小野博宣

関東安心安全富士登山2020①高尾山

関東/安心安全富士登山2020①高尾山
初心者や入門者が富士山登頂を目指す「安心安全富士登山2020」のステップ1が3月14日、東京都の高尾山(599㍍)で開かれた。午前9時半、京王線高尾山口駅前には17人の参加者が集まった。低気圧が太平...

毎日山の旅レポート国内の旅日記 2020年03月19日 城郭ツアー担当者

関西・兵庫毎日城郭シリーズ・高見城と山垣城

関西・兵庫/毎日城郭シリーズ・高見城と山垣城
今回は3月11日(水)に兵庫県丹波市の高見城と山垣城に訪れました。それぞれの城址の歴史についてですが、高見城は『太平記』第32巻にも登場する城で、山名時氏・師氏父子が但馬から京に向けて侵攻する際に、...

ページ先頭へ