早春に黄色い花を咲かせ、春の訪れを告げる花の代表でもある福寿草。その名の通り「幸福」と「長寿」を意味し、別名「元日草」「朔日草」と呼ばれ、旧暦の正月頃(現在の2月頃)に咲き出し、新年を祝う花としてめでたい縁起の良い花とされています。柚野山周辺では、この福寿草が広範囲に自生しており、西日本では大変貴重な大群落となっています。また、賀名生梅林は県下有数の梅林と知られ、その数2万本の梅が丘陵の麓から中まで覆い尽くし、春先には梅のほのかな香りが漂い目と鼻を楽しませ、福寿草と同じく春の到来を知らせてくれます。