和歌山県田辺市の上秋津地区にそびえる高尾山(たかおやま)は、標高606mながら豊かな自然と変化に富んだ景観が楽しめる人気の里山です。登り始めは、桜や紅葉の名所として知られる「奇絶峡(きぜつきょう)」からで、渓谷沿いの滝見橋を渡ると、不動の滝や高さ16mに及ぶ迫力の摩崖三尊大石仏など、自然と歴史が織りなす見どころが続きます。 山頂までの道は急登もありますが、標識やロープが整備されていて歩きやすく、初心者でも歩きやすいコースです。山頂近くには展望台があり、田辺市街地や海岸線を一望する絶景が広がります。快晴の日には白浜方面の美しい海の青さが眼下に広がり、訪れる人々を魅了します。渓谷美と海の展望という二つの魅力を楽しめるのが高尾山最大の特徴です。
下山後は、全国屈指の梅の名産地として知られる田辺を象徴する『紀州石神田辺梅林』へ立ち寄ります。山の斜面に広がる梅畑は「一目30万本」と謳われ、そのスケールの大きさと美しさは訪れる人を圧倒します。