国東半島の山々を歩く②
大分県にある国東半島(くにさきはんとう)は、九州からコブのようにはみ出た半島のことをいい、国東半島の最高峰・両子山の火山活動によってできた放射状の尾根と谷が長年の浸食により奇岩が形成され、独特の険しい山岳景観が見ることができます。また国東半島近くの宇佐神宮・八幡信仰と天台宗系山岳修験が融合され、国東半島独自の「六郷満山文化」が栄えました。
両子山(ふたごやま・ふたごさん)は、標高721mの国東半島の最高峰です。麓・登山口にある両子寺は、かつては「六郷満山」の修行の中心地として栄え、総寺院として総括する寺院でもあったとされています。今回歩くルートには、「両子山の七不思議」と言われているスポットもいくつか通ります。