将棊頭山(しょうぎがしらやま)は、ロープウェイ開業以前は中央アルプスの主峰・木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)に登るための主要な登山ルートでした。現在はロープウェイにとって代わり、登山者は少なくなりましたが、静けさと歩きごたえのある本格縦走を楽しめる魅力溢れるクラシックルートと知られています。将棊頭山の少し先の展望の良い尾根上に、遭難碑「聖職の碑(せいしょくのいしぶみ)」が設置されています。大正時代に学生登山の中で起きた、大変痛ましい気象遭難ですが、こうした事故を忘れず、同じことが起きないよう学んで欲しいという想いが込められた遭難碑です。