再度山(ふたたびさん)とは、その昔は摩尼山(まにさん)とよばれ、奈良時代に開かれた観音霊場があり、弘法大師(空海)が唐に渡る前に修行し、無事唐から帰ってきてから「再び」この山に登り修行したことから「再度山」と呼ばれるようになったと言われています。同じように大師道は、空海ゆかりの大龍寺までの参詣道にちなんで呼ばれています。ドントリッジ(ドーントリッジ)とは、明治時代に六甲登山を楽しんだH.E.ドント氏が好んで歩いた尾根(リッジ)だと言われています。日本の古(いにしえ)の時代と近代が入り混じった、歴史感じるルートです。